夏の終わりの干潟星雲

今年の夏は特に天候不順で、まともに観測できる日はほとんどありませんでした。

その天候不順は今も続いています。

そんな中、今日は珍しく秋晴れとなり、久しぶりに天城に行ってきました。

ただ、月の出が20：50ぐらいで、あまり時間はありません。

19：30ぐらいに到着し、すぐ設定を始めましたが、結局観測時間は1時間もありませんでした。

さらに、時間とともに空一面うす雲がかかり・・・・撮影できたのは干潟星雲だけです。

空の条件は良くありませんでしたが、風がなかったのは良かったです。

前回の干潟星雲はかなり時間をかけてピント合わせしたのに、何故かピンボケ・・・

しかし、今回は同じやり方でぴんとあ合わせしたのに、前回よりはシャープです。

前回と今回の違い・・・それは風があるか無いかです。

やはり、風があると、望遠鏡も微妙に揺れるし、大気も揺れています。

その結果、星像がボケてしまった可能性があります。

重要条件の優先順位としては、ガスの多さより、風の有無の方が重要ですね。

月の出までに時間がなかったので、外の観測者はいませんでしたが、テントでキャンプしている一団がおり、4～5張りほどのテントが並んでいました。